仮想通貨ってセキュリティは大丈夫なの?

仮想通貨市場におけるセキュリティ

仮想通貨におけるセキュリティを考える場合、主に2つの視点から分析しなくてはなりません。まずは市場での動きについてです。仮想通貨は銀行を持たない金融取引が可能であり、手数料などが低く抑えられ、海外への送金もメールのように簡単に早くできるという利点から世界中に広まっていきました。銀行がなくてもこれらの取引が可能になるのはブロックチェーンという技術によって、すべてのやりとりがネットワーク上に記録されるからです。これにより、仮想通貨の流れに不正があったときは即座に取引が中止されるようになっています。いかなる攻撃を受けても不正の働く余地のない通貨として成立しているからこそ、市場がこれだけ広がっているというわけです。

個人のセキュリティ対策は必要

仮想通貨の仕組みそのもののセキュリティに問題がなかったとしても、それを使用する人の持つ端末については基本的にそれぞれの自己責任となってしまいます。つまり、パソコン等にハッカーが侵入し、ネットワーク上は正式な取引として保有する仮想通貨が不正に引き出されるというケースなどがあり得ます。この場合、利用者は実質的な損害を受けることになってしまいます。つまり、仮想通貨市場そのものが攻撃されるリスクは低いですが、個人の危機管理対策は取っておかなければならないということです。多くの仮想通貨は取引所を経由してやり取りが行われていますが、必ず二段階認証を行うことであったり、パスワードを定期的に変更することや、予想されにくいものを設定する必要などがあります。